こんにちは。
香川県高松市にある吉本歯科医院の院長、吉本彰夫です。
今回は「歯を抜いた後の治療」としてよく選ばれるブリッジ治療について、実際にご相談をいただいたケースをもとに、メリットとデメリットを詳しくお話します。
ご相談内容：「抜歯後のブリッジが割れてしまった…」
「20代の頃から虫歯で何度も治療を繰り返し、歯を削ったり抜いたりしてきました。
下の前歯4本は差し歯で、数年前にそのうちの1本が折れてしまい、『この歯は抜くしかない』と診断されて抜歯。その後、両隣の歯を削ってブリッジ治療を受けました。
ところが、数か月後にはブリッジに痛みが出始め、ついには外れてしまいました。再度診てもらうと『支えの歯が割れている。この2本も抜いてさらに長いブリッジをかけるしかない』とのこと。でも、また同じことが起こるのではと不安です。」
このようなお悩み、非常に多く寄せられています。
ブリッジ治療とは？
ブリッジ治療とは、歯を抜いた部分の両隣の歯を削って土台にし、人工の歯（ダミー）を橋渡しのように固定する治療法です。
見た目や噛む力の回復を早く得られるという点で、選ばれる方も多い治療法です。
ブリッジ治療のメリット
✅保険適用で治療費を抑えられる（素材による）
✅比較的短期間で治療が完了する
✅自分の歯に固定されるため違和感が少ない
ブリッジ治療のデメリット
✅健康な歯を削る必要がある
✅支えにした歯に過度な負担がかかり、将来的に破折やグラつきのリスクが高まる
✅一度壊れると支えの歯ごと再治療が必要
✅清掃がしにくく、虫歯や歯周病の原因にもなりやすい
とくに今回のように「支えの歯が割れてしまう」「何度もやりかえになる」というケースは珍しくありません。
一見“歯を抜かずに済んだように見える”治療でも、実際には次の抜歯を早めることになることもあるのです。
「歯を抜きたくない」あなたへ
香川県高松市の吉本歯科医院では、できる限り歯を抜かずに済む治療を第一にご提案しています。
「本当にこの歯は抜かないといけないの？」「他に残す方法はないの？」と不安や疑問を感じた時は、どうぞ一度ご相談ください。
しかし、歯を抜かずに放置しておくことで、かえって周囲の歯や骨に悪影響を及ぼす危険なケースもあるのが事実です。
そのため、「歯を抜かないといけない」と診断された場合には、本当に抜歯が必要かどうかを正しく見極める“抜歯診断”が非常に重要です。
また、すでに歯を失ってしまった場合も、治療法はブリッジだけではありません。
インプラント治療や入れ歯といった選択肢もあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
あなたの口の状態やライフスタイルに最も適した治療法を、私たちが一緒に考え、納得いくかたちでご提案いたします。
まとめ
ブリッジ治療は非常に一般的な治療法ですが、すべての方に最適とは限りません。
とくに、支えとなる歯が弱っている場合には、かえってダメージが大きくなる可能性もあります。
✅「歯を抜いた後、どうすればいいのか分からない」
✅「歯を抜かないといけないと診断されたが、納得できない」
✅「今後、繰り返しの治療にならないようにしたい」
そんな方は、香川県高松市の【吉本歯科医院】までお気軽にご相談ください。
📞ご相談・ご予約はこちら
▶ 香川県高松市 屋島西町1968-9 吉本歯科医院
▶ ご予約専用TEL：087-818-1118
▶ 公式サイト：https://www.8181118.com/
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